全国約6,300名が一珠入魂
各地の令和6年度全日本通信珠算競技大会 part2
奈良県
厳しい暑さがようやく和らぎ、遅ればせながら秋の気配が漂い始めた10月13日、生駒市民ホールにおいて開催され、小学1年生から社会人までの精鋭40名が、その技術と力を競い合いました。
また、工藤吉高競技部長考案の計算を楽しむ新競技がイベントとして行われ、選手一同はスクリーンに表示される問題を楽しみながら挑戦しました。
競技中の緊張感とは打って変わって、問題に挑む選手たちからは笑みがこぼれていました。
そろばんの厳しさ、楽しさを味わい、参加選手にとって、今後の練習への糧となったでしょう。
岡山県
10月20日、三保公民館にて開催されました。
小学校4年生以下の部14名・小学校の部21名・中学校の部8名・高等学校の部3名、計46名の参加がありました。
初めに、池上支部長より理事長あいさつ文の代読、続いて競技上の注意について説明いただきました。
さあ、問題が配られました。
競技開始前の緊張した数秒、「用意、はじめ」の声に続き、会場内は玉の音が響き渡り、選手たちの一生懸命さが伝わってきました。
競技を全て終了し、選手たちの顔に笑みが見られたとき、ホッとしたのと同時に、選手たちの一生懸命さに負けないようにがんばらなければと感じた大会でした。
高知県
10月20日、参加選手96名、東西に長い高知県の4会場で開催されました。
「地元での全国レベルの大会はありがたい」「緊張感を感じながらの大会は楽しく、今後の練習の参考にもなった」「久しぶりの緊張と高揚感。生徒の気持ちがよくわかった」「全日本大会は高知県からの出場人数が限られているが、地元にいながらにして全国大会に大勢出場できることがよい。
全国のライバル達の点数も興味がある」といろいろな感想が聞けました。
今回は保護者の観覧席も設けて全体が緊張の中、全国大会を体感できる貴重な競技会となりました。
佐賀県
10月13日、唐津市の佐志公民館で実施しました。参加選手は46人でした。
平成の時代はレベル的に低迷期で、小学校4年生以下の部では800点前後、小学校の部では1100点前後で優勝できていました。
令和の時代になると優勝得点が小学校4年生以下の部では1500点以上、小学校の部では1700点以上とレベルにおける向上が見受けられています。
また、それに伴い、中学校の部の参加者数も増加傾向にあるように感じられました。