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2023/03/27

世界珠算心算連合会創立20周年記念シンポジウム開催される part1

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世界珠算心算連合会創立20周年記念シンポジウム開催される part1

岡久泰大副理事長が研究発表

世界珠算心算連合会(世珠連・刘建華会長 中国・北京市)の創立20周年を記念するシンポジウムが令和4年10月28日、オンラインで開催され、日本代表として岡久泰大副理事長が「日本における学校教育と民間教育の珠算の現況と今後」と題して研究発表を行いました。

 

 

シンポジウムには同連合会加盟の64の構成団体より代表24名が参加し、開会にあたって刘会長が20年の歴史を紹介し、「今後の活動指針として世珠連が世界の珠算界にとって灯台となるように努める」と挨拶しました。

また、同連合会副会長である工藤理事長が「感染症の世界的な拡大によって各国・地域の珠算教育普及が足踏み状態となったが、世珠連活動に刺激を受け、珠算教育の新しい価値を見つける期間となりました。

今後とも世珠連とともに珠算・心算(暗算)教育の普及に努めたい」と挨拶しました。

 

学校教育でのそろばん教育の実例を紹介

岡久副理事長は次の項目に沿って研究発表を行いました。

①現在の珠算界を取りまく教育環境

②学校教育における珠算教育の位置付け

③民間教育(珠算教場・塾等)における珠算教育について

④学校教育に即した応用計算問題の実例紹介

⑤未来に向けたそろばんの展望

②及び③の内容では、スモールステップによる珠算検定試験の特性や全珠連検定の特徴である応用計算の問題を示し、学校公教育での珠算教育の可能性を説明しました。

 

 

第5回常務理事会第4期拡大会議 開催

なお、当日はシンポジウム後に常務理事を含めた会議が催され、感染症の世界的流行に影響された各地域の珠算教育の現状が報告されました。

意見交換では、「年2回実施する検定試験の合格者は学校の奨学金の申請対象になる」(豪州メルボルンの珠算協会代表)、「パンデミック中ではあるが、3、4年を指導している。また、子供の知能発達・高齢者への指導を実施している」(カナダ珠算協会代表)と述べるなど、各国・地域の珠算事情が報告されました。

 

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