新春そろばんはじき初め大会

於：大阪府

１月３日、大阪市北区の学問の神様として崇められている菅原道真公が祀られ、日本三大祭りとして有名な天神祭が行われる平安時代創始の大変歴史深い大阪天満宮にて、新春恒例の大阪府珠算教育連合会主催「新春そろばんはじき初め大会」が開催されました。

早朝にもかかわらず、神社を囲うように多くの参加者とご家族の行列や一般の参拝者が見られるなか、鮮やかな水色の法被を羽織った大勢の先生にご協力いただき、参加人数５５０名という大変な賑わいを見せました。

寒空のもと、記念タオルを鉢巻きとして締め、少し緊張な面持ちで出番を待っていた子供たちが、18名ずつ席につき、神主さんからのお祓いを受けた後、いつもの“ねがいましては～”が響く境内で、長さ１８０ｃｍ、１２７桁の長いそろばんに向かい、３桁５口の読上算を真剣に行う姿は新年に相応しい光景でした。

終了後にお守りなどの記念品を受け取り、一様に笑顔で境内のたくさんの参拝者の中へと溶け込んでいきました。

瞬く間に時間が過ぎ、今年も無病息災、学力向上を願いつつ大盛況のうちに終了しました。

思い起こせばここ何年かはマスク姿が多く、皆さんの表情が見て取れませんでしたが、新型コロナ５類移行後初めての開催とあって、笑顔がたくさん見られるはじき初め大会に戻り、思い出に残る１日になりました。